意外と知らない!?プラチナの価値の基準

プラチナは純度が高い状態で元々販売されています

プラチナは純度が高いほど価値がある希少金属ですが、元々純度が低いものであっても85%以上含まれた状態で販売されています。宝飾品として人気がある国の数は意外と少なく、世界のプラチナのうち宝飾品として使用している量は日本と韓国の2カ国で大半を占めている状況です。 埋蔵量が金の1/20以下しかなく、採掘後にプラチナを生成することが大変なために価格が高くなりがちです。日本では宝飾品にプラチナが使われているイメージがありますが、62%は工業用用途として使用されているので、需要は安定しています。プラチナの価格が下がりにくい理由には、工業用用途で常時安定した需要が見込めるために価格が落ちにくくなっていることが挙げられます。

世界情勢により価格が変動する

プラチナの産出国は限られており、南アフリカ共和国とロシアの2カ国で世界の9割以上の産出量を誇っています。南アフリカ共和国で75%程度が産出されていることから、2カ国の政治情勢次第では供給が不安定となる可能性があります。産業用に必要な希少金属という理由からも、いつ価格が跳ね上がるか分からないわけです。 プラチナの価格は、世界経済の景気に影響されます。世界経済が不景気となり、工業製品の生産量が落ちた際にはプラチナの需要も減少して価格が下がります。投資対象としての先物取り引き以外では、金の相場とプラチナの相場が連動しないことは、宝飾品や現物資産メインの金と工業用途メインのプラチナでは価値基準が異なるからです。